Tomomi Ueda

植田 知美

CCG MANABI 企画営業／リーダー

担当者の視点、立場、
気持ちに共感するヒアリングを。

教育業界に特化したサービスを展開するCCG MANABIの企画営業として、大学様や専門学校様の広報・運営を支援しています。学校法人を取り巻く環境は日々変化しており、抱える課題や目指す方向もさまざまです。「学生募集につながるWeb広告を出したい」「新キャンパスへの移転をアピールするブランド広告を作りたい」というお客さまのご要望に対して、決まった商材・サービスに当てはめようとするのではなく、ヒアリングを通して引き出した、担当者の悩みや困りごとを本質的に解決できる商材やサービスを提供しています。

担当者の本音を引き出すのは簡単なことではありません。日々、多忙な業務に追われているなかで、信頼関係を構築できていない相手には、自分の悩みや困りごとを話したくないと考える方がほとんどでしょう。だからこそ、担当者の視点、立場、気持ちに共感しながらヒアリングすることが大切です。担当者がどういった組織体制で働いているのか、これまでどういう部署で働いてきたのか、どのような仕事を担当しているのか、学校や学生に対してどのような想いを持っているのか……担当者自身に共感や関心を示し、相手の心理や感情を理解することを意識しています。

これまでに携わった仕事で印象に残っているのは、入社2年目で担当した大学様のポスター制作案件です。大学様のご希望で、ある著名な漫画家さんにビジュアル制作を依頼したのですが、ご自身の制作活動期間と重なっていたこともあり、完成を迎えることができませんでした。漫画家さんからビジュアルが一向に上がってこない日が続き、クライアントに進捗を共有するたびに状況は悪化。納品するまではお客さまに誠心誠意向き合い、自分の体裁を守るようなことはしない、言わないという想いで仕事をしていたように思います。その姿勢が伝わったのか、担当者から信頼していただき、部署が異動した今でもお声かけいただいています。

CCG MANABIには決められた商材がない分、お客さまからいただくご相談も一つとして同じものはありません。困難な課題を前に日々頭を悩ませており、上司やCCGグループの同僚、外部の協力会社の力を借りることも。実績や前例のない案件でも先入観にとらわれずに挑戦し、一つひとつの案件から学び続けていきたいです。

お客さまの
やりがいを作れることが、
私のやりがい

この仕事をしていて達成感を感じるのは、日々の仕事を積み重ねた先にある「お客さまの喜ぶ顔」。制作したパンフレットを上司に見せたらほめられた、他大学さんから制作した会社を教えてほしいと頼まれた。そんな “自慢話”を聞けた時は、お客さま以上に嬉しい気持ちになります。間接的にではありますが、お客さまの仕事のやりがいを作れていることにやりがいを感じています。

また、CCG MANABIの企画営業は制作に関与する機会も多く、私のように「ものづくり」が好きな方にはぴったりです。パンフレットやWebサイトのコンペなどでは、何もないところから考えて提案を作り上げていきます。ゼロからアイディアを出してデザインを作るという作業は大変ですが、作り終えた時の達成感はひとしお。デザイナーと組んで仕事をする時は、毎回どんなデザインが上がってくるかが楽しみです。

反対にこの仕事の難しさは、自分たちの価値をどのように出していくか。パンフレットにしてもWebサイトにしても、制作できる会社が多くあるなかで、仕事を任せてもらうことの大変さは感じています。たとえ受注できたとしても、常にお客様には他社に切り替えるという選択肢が存在するため、受注後の動きも大切です。お客さまのオーダーに対してプラスアルファの提案をしたり、CCG MANABIならではの切り口で提案したりと、私たちにしか提案できない価値を追求しています。

2023年に結婚し、今後のキャリアや働き方について考える機会は増えました。CCG MANABIの営業は比較的若いメンバーが多く、企画力や提案力に課題を感じている者も少なくありません。そういう意味では、私がプランニングやディレクションをサポートできれば、営業的な観点と企画・制作の観点の両面からサポートできるはずです。ゆくゆくはプランナーやディレクターといったポジションにも挑戦するとともに、組織やビジネスにまで目を向けて、生きがいと働きがいのある会社にしていきたいです。